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「待つ時間」も「取り組む時間」も。子どもが時間を捉えるための工夫|西荻フレンドリースクール

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記事公開日 :  2026/10/13

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「待つ時間」も「取り組む時間」も。子どもが時間を捉えるための工夫|西荻フレンドリースクール

幼児教室・小学校進学後の勉強サポートを行っている西荻フレンドリースクール様で、「トキを育むプロジェクト」のモニターにご協力いただきました。

約1か月にわたり、デジタルタイマーやアナログタイマー、知育掛け時計を、子どもたちが過ごすさまざまな場面で活用していただきました。

教室での一日を見てみると、ピアノの順番を「待つ時間」、日記などに「取り組む時間」、そして時計について「学ぶ時間」と、同じ「時間」でもその意味はさまざまです。

今回は、それぞれの時間を子どもたちが捉えやすくするために、どのような工夫ができるのか。実際に使っていただいた感想とともにご紹介します。

ピアノの「待つ時間」を、目で捉えられるように

アナログタイマー「計ってよーめる」は、ピアノ練習の順番待ちで活用されていました。

教室の先生方からは、

「ビジュアル的には分かりやすく、皆が興味を持てた」

という声がありました。

自分の順番まで、あとどのくらい待つのか。

言葉だけでは捉えにくい「待つ時間」も、タイマーを使うことで目で確認できるようになります。

一方で、実際に使う中では課題も見えてきました。「計ってよーめる」は、一度最大まで回してから戻して時間を設定しますが、この操作方法を徹底することが難しかったそうです。また、子どもたちが触れる環境で使うことから、いたずらや破損への対策についてもご意見をいただきました。

実際の教室で使っていただいたからこその声として、今後の商品づくりにも活かしていきたいと考えています。

ピアノの順番待ちでアナログタイマーを使う様子

「取り組む時間」には、目安を渡してみる

小学生の放課後預かり教室では、時間の使い方について別の課題がありました。

預かり時間が長いこともあり、子どもたちは時間に対して散漫になりがちで、中には日記の取り組みに1~2時間かかる子もいるそうです。

そんなとき、教室では、もともと所有していた砂時計を子どもの目の前に置くことがありました。すると、日記を早く仕上げる様子が見られたといいます。

先生方からは、

「時間が見える化すると意識が上がる」

そして、

「目安を渡してあげると自発的に動けると感じた」

という知見をすでに持たれていました。

今回、特に印象的だったのが、この「目安を渡す」という言葉です。

大人が行動を細かく指示するのではなく、「このくらいの時間」という目安を子どもが捉えられるようにする。

それが、子ども自身が時間を意識しながら行動するための、ひとつのきっかけになるのかもしれません。

「あと○分」「これが鳴るまで」――時間を伝える声かけ

デジタルタイマー「ベンガ君 BIG」は、これまで施設で使っていた小さなキッチンタイマーよりも大きく、見やすい点が好評でした。

マグネット式のため、貼って使う場面も多かったそうです。

そして、子どもたちへの声かけにも活用されていました。

「あと○分だよー」
「コレが鳴るまでには終わらせてね」

ただ「早くしよう」と伝えるのではなく、「あと○分」「タイマーが鳴るまで」と時間の目安を添えて伝える。

「待つ時間」だけでなく、何かに「取り組む時間」にも、時計やタイマーは時間を具体的に伝える手がかりになっていました。

マグネット式のデジタルタイマーを貼って使う様子

時計は「時間を学ぶ」ための教具にも

西荻フレンドリースクール様では、時計は日々の行動だけでなく、「時間を学ぶ」ための教具としても注目されました。

知育掛け時計「よ~める」については、これまで使っていた時計より大きく、見やすかったという声に加えて、

「足し算引き算や60進法でつまづく子もいるので、教具として使いやすいと感じた」

という感想もいただきました。

時計を見て行動することと、時計がどのように時間を表しているのかを学ぶこと。

幼児から小学生までが過ごす教室だからこそ、年齢や場面に応じたさまざまな時間との関わり方が見えてきます。

「待つ」「取り組む」「学ぶ」。それぞれの時間に合った工夫を

今回の取り組みを通して見えてきたのは、子どもたちが過ごす中には、さまざまな「時間」があるということでした。

ピアノの順番を待つ時間。

日記などに取り組む時間。

そして、時計について学ぶ時間。

それぞれ目的は違いますが、西荻フレンドリースクール様ではタイマーや時計、砂時計を使いながら、その時間を子どもたちが捉えやすくする工夫が行われていました。

中でも、「目安を渡してあげると自発的に動けると感じた」という先生方の言葉は、子どもと時間との関わり方を考えるうえで大切なヒントになりそうです。

大人が時間に合わせて子どもを動かすだけではなく、子ども自身が「あとどのくらいだろう」「この時間で何をしよう」と考えるための目安を渡してみる。

「待つ時間」も、「取り組む時間」も、「学ぶ時間」も。

それぞれの場面に合った方法で時間を伝えることが、子ども自身が時間と向き合っていくためのきっかけのひとつになるのかもしれません。

「トキを育むプロジェクト」では、これからもさまざまな施設での取り組みを通して、子どもたちが時間を知り、意識し、自分なりに時間と付き合っていくためのヒントを探していきます。

【取材協力:西荻フレンドリースクール】

https://friendly-school.com/hp/

東京都杉並区にある「西荻フレンドリースクール」は、幼稚園・小学校受験対策を中心とした幼児教室です。少人数制指導により一人ひとりに寄り添い、思考力や協調性を育みながら確実な合格へと導きます。