ノア精密社内勉強会「品質検査実演会」

　品質管理課では日々商品の改善のために製造現場での検品検査はもちろん自社内でも様々な検査を実施し、よりよい製品作りに注力しています。

　以前よりノア精密では入社したスタッフは所属部署にかかわらず、品質管理課スタッフと共に海外工場へ赴き研修の中で検査実習を実施してきました。しかしコロナ禍以降は実施できていません。
そのためコロナ禍以降入社したスタッフは検査がどのように実施されているかわりません。

　そこで品質管理課が具体的にどんな検査をしているのか？また検査だけではなく、どのような改善業務を具体的に行っているのか？を多くの自社スタッフに見てもらう機会はとても少なかったように思い、品質検査の社内勉強会を実施することに至りました。

　今回参加されたスタッフには品質管理課スタッフが予め用意していた「意図的に作られた不具合品」を実際のルールに従って検査をしてもらい、問題点を自力で発見してもらうという内容です。検査員が見るポイントとどこが違うのかを比べてもらうことが狙いでした。（遠方にいるスタッフも同時視聴できるようカメラをオンラインにつなげておき後日、実演会で使用したサンプルに触れていただけるようにしました。）

　実際にスタッフのみなさんに検査を体験してもらうことで、どのような事象が発生するのか？を共有できました。
また「基準に基づき、細かくチェックしているんだね！」という声も聞けたので開催して良かったと実感しています。

勉強会を終えて

製品の検査を通して改善が必要な場合は都度関連部署と視点をあわせる。また市場の声を製品開発時のアイデアに反映されやすい体制を作り、お客様が信頼、安心して購入できる「MAG製品」を作り続けていきます。